パーツを組んでみて感想。

前回、新しく取り付けたパーツのインプレを簡単に。

FSA K-Force Light Compact 10sp クランクセット

FSAのトップグレードにあたるクランクセットですね。クランクはカーボン製で中空構造になってます。とても軽量に仕上がっており、BBも含むセット一式で実測６９２ｇ（クランク長１７０mm・コンパクト５０－３４T・BBはJIS規格の６８mm）とかなりの軽さ。DURA-ACE ７９００が７３５ｇとの事ですからその差４３ｇとなります。（ちなみにDURA-ACE ９０００は６８３ｇ、New SRAM REDは６１０ｇらしいです）まぁ、重さに関してはさほど影響はありませんね。おお！！軽い！！なんて感想は出てきませんｗ

クランクは気持ち柔らかさが伝わってきます。アルミのような硬さはなく少しだけマイルドな踏み心地です。振動吸収に優れるカーボンの特性でしょう。長距離乗った時に脚への負担軽減になるかも知れません。もちろん比較対象は前任の１０５（FC５７５０）です。そういやDURAのクランクは硬いと聞きますね。まだ乗ったこと無いからどの程度か分かりませんが・・・。

BBはJIS規格のシェル幅６８mm。セラミックベアリング内蔵。スムースな回転を期待してたんですが、取り付け直後の実験では１０５の方が回ってたｗ 慣らし運転も必要なのでは？ってご意見も頂いてますので暫く様子見ですね。まぁでも、通勤で実走した感じでは気持ちよく回転してる気がします。

チェーンリングは、うん、やはりシマノ純正コンビには叶わない感じ。FDは１０５を継続使用中ですが、フロント変速は少しもたつくポイントがあります。ハマる時は気づかないくらいスムースにアウターに乗るときもありますが、全体的に１０５のチェーンリングよりも劣りますね。微々たる差ですけど。チェーンの効果もあるかと思いますが、チェーンに関してはこの次に。このチェーンリングも微妙にMCしてるようで、DURA７８00とDURA7900用でリング裏側の造作違うようです。※参考SILBEST新着情報
リンク先を見た感じ、今回入手したモデルは７９対応のリングに見えるんですが、裏に同じような「DA-７９」の刻印がありませんので全く同じとは言えない・・・かもしれない。でも作りは同じように見える。少なくともそれ以前の肉抜きされた型ではないでしょう。

SHIMANO DURA-ACE CN7901

シマノさんのトップグレード。もう色から違いますね。キラキラしてますｗ なにやら7900の不具合を改良して作られたのが7901だそうです。見た目の美しさもさることながら、コネクトピンも中空で内側のプレートも肉抜きされてて軽量化も抜かりない。肝心の変速性能ですが、FDとRDは１０５（５７００）、スプロケはアルテグラ（CS６７００）という組み合わせで使用して、フロントはチェーンリングの段落で書いた通り、まずまず及第点の変速。前任者１０５のチェーンだったらどれほどだったのか・・・。で、一番変化を感じたのがリアの変速。滑らか！静か！スパスパ決まる！あれ？チェーンってこんなに静かで滑らかだったっけ？ってくらい気持ち良い♪走行中はヌルーーーーー！変速時はスパ！！新品と中古の差もあるだろうけど、やはりDURA-ACE！違いますね♪


　もうひとつ、FD-7900も控えていますが、これは慎重にやります。１０５のSTIとは互換性がないので・・・。まぁ先人たちの経験によれば何とかなるらしいですがｗ 交換の際にはついでにシフトワイヤーの張替えもしたいので、夏休み中に時間作ってチャレンジしたいところ。


　そういえば、組み替えて３日間くらいは走行中にトルクを掛けると、BB周辺からギシギシと異音がしてました。以前、１０５の時もあったのですが、今回は流石に自分でやったからBBの締め付けが甘いかグリス不足とかだろう。と思ってたら４日目には鳴らなくなりました。自然治癒？ちょっと怖いｗ