2013年9月13日金曜日

ACL再建手術無事終了

2013年9月12日(木)

16日に亘る入院生活から無事に帰還しました。振り返ってみるとなんと快適な入院生活だったのだろう(笑)・・・と、仕事復帰の本日、バタバタしながら思い返しておりました。



以下に記録として入院生活を記していきます。


8月28日(水)14:00

今村病院分院スポーツ整形外来にて受付を済ませて3階病棟へ。案内された個室で担当医や麻酔医、薬剤師、看護師などが入れ替わりで明日の説明やら挨拶やらでやってくる。荷物を片付け、前十字靭帯の資料を読みながら明日に備えて待機。夜12:00以降は絶食らしい。

よく分かってない息子w
8月29日(木)手術当日

午前5:30起床。指示に従いスポーツドリンクを30分掛けて350ml摂取。これ以降は水分の補給も不可となります。

午前7:00から点滴開始。手術着に着替え、血栓予防のための弾性ストッキングを患部とは逆の右足に装着。下着はトランクスのみとの指示がありました。尿道カテーテルを通すのでボクサータイプは締め付けられるので不可だそうです。

臨戦態勢w
午前8:50手術室へ移動。ここで白衣の方から紫の術衣を着た皆様にバトンタッチ。入室前に名前と患部の確認をして手術室の扉が開く・・・。

「地獄の蓋が開いてるようだぜ・・・なぁ、マカパイン・・・。」

ハッ!・・・幻聴がw

意外と広い手術室にキョロキョロしながら手術台に寝かされ、再び名前と患部の確認をして「はい眠くなりますよ~」と何度か声を掛けられているうちに全身麻酔で秒殺www 聞いてはいたけどこんなに効くもんなんだ!一瞬、心臓がドクン!としたかと思ったら頭がボーっとしてきて、5秒程で昇天(笑)抵抗する暇もなかった・・・。

・・・・・・

気がつくと病室の白い天井が見えました。
麻酔が完全に抜け切っていないのか朦朧とする意識の中、周囲を確認すると妻と息子の姿が。そしてまた眠りに落ちる。睡眠不足のときの寝不足感に似た気だるさが全身を包んでいました。

左下に見えるのがアイシングマシーン

15:00頃目を覚まし、病院が用意してくれた軽食をとって再び爆睡。夕食後は痛み止めを飲んで安静にしてました。しかし脚は動かせないおかげで寝返りも打てないし、その影響で腰も痛くなるしで散々な夜でした。


8月30日(金)

今後のリハビリ計画や風呂、トイレの指導などさまざまな説明があった。相変わらず痛みがあるし腫れも凄い。患部は二ーブレスという装具で固定され、冷水が循環するマシンでアイシングが続きます。以下に患部の写真を挙げときます。術式は前々回の記事を参考にしてください。この傷跡の他にも大腿部の膝上外側にも2箇所ほど穴が開いてます。表面は透明な接着剤のようなもので覆ってるだけで、自然に剥がれてきたら取っていいそうです。

患部の左膝。剃毛プレイでツルツルw

それよりも尿道カテーテルがねぇ・・・。あんな細い穴になんか管が入ってるんですよ??尿が勝手に出てくるみたいなんですが、ものすごい違和感w 触ってみたら完全に体内にまで到達してました!!何処まで入ってんのこれ!!経験者の皆様から「アレは痛い!」「抜いた後も排尿時が地獄だ!」と情報を頂いてたのでガクブルでした・・・。

午前中に看護師さんがカテーテルの取り外しにやってきました。
興味津々だったので、

「見てていいですか?」って聞いたら
「見ないでください。」とのお返事・・・。

えwww なんでwww

しぶしぶ仰向けになって全神経を股間に集中して感覚を研ぎ澄ます!!
カテーテルって二重構造なんですかね?一本抜けた後に更にもう一本抜ける感覚がありましたよ?

無事にカテーテルプレイも終了し、ドキドキしながら排尿へ。
途中で引っかかる感触はあったものの痛みは感じず圧倒的開放感で終了!!

緒先輩方!無痛だった俺は勝ち組?w


8月31日(土)

今日からリハビリ開始。
入院前検査で型取りした装具も到着し、日中はその装具を着用、就寝時はニーブレスに交換という形になります。装具はこの日のために準備したステッカーでカスタム!



Bianchi、FFWD、wiggleでロード仕様な装具にしちゃいました♪

リハビリは1階のリハビリセンターにて。月・水・金が午後から、火・木・土が午前中という感じで。
入院期間中は炎症を抑えるのが主な作業になるようなので、アイシングとマッサージをしながらゴムバンドを使ったトレーニングと、松葉杖を使った歩行練習をしていきます。

歩行練習は患部の左脚に掛ける荷重をコントロールしながら行います。まずは体重の4分の1をかけて歩行。77kgの4分の1なので約19kgですね。体重計で量りながら感覚を覚えます。

術後一週間ほどで荷重は体重の2分の1(39kg)になり、退院2日前の9月10日に体重の4分の3(57kg)、このときに松葉杖は一本になりました。そして退院当日のリハビリで松葉杖無しの全荷重!歩くのは不安定ですがなんとか歩けるまでになりました。

トレーニングもゴムバンドを使った足首の上下運動・脚挙げ、腿に力を入れて膝の下に置いたタオルを押しつぶすトレーニング、バランスボールを使った各種腹筋、膝の曲げ伸ばし運動などなど、日を追うごとに回数が増えていきます。患部の左脚は明らかに右脚と太さが変わってるし、力を入れても硬くならないしプルプルしてるし(笑)2週間まともに使えないとこんなに衰えるんですねぇ・・・。こりゃ回復まで大変だ。

リハビリセンターでのトレーニングの他にベッドで機械を使ったリハビリも行います。CPMシステムというマシーンで膝の屈伸運動を午前と午後に一回ずつ、初回は70度から始まり最終的には120度までいきました。


これは殆ど痛みもなく順調に♪ちなみに看護師さんに「CPM」って何の略ですか?と尋ねると「わかりません。テヘペロ♪」・・・知らんのかいwww


こんな感じで進んだ入院生活。退院後一週間で診察をして、その後は事前予約の上、リハビリに通う事になります。自宅でも理学療法士の先生の指示通りにトレーニングをしないといけません。自宅でのメニューは・・・

①タオルつぶし(速)50回×数セット
②タオルつぶし(遅)30回×数セット
③膝の屈伸運動30回×数セット

これに加えて腹筋を適当に。

さ、完全復帰に向けて頑張りましょうかね♪

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