普段やらないようなコトをすると何か起きちゃうんですよ(笑)
では、行ってみましょう♪
4月9日(土)仕事を定時で強制終了し、向かうは温泉の町「指宿」
今回、息子の小学校入学を祝って妻とその両親と息子と私で温泉に一泊しようという計画なわけですが、私は仕事なので現地で合流という事になりまして、折角だからロードバイクで直行しようぜ!ってなったわけです。
名付けて!!
「退勤直行で温泉一泊ナイトライド to 指宿2016」
当日は天気が微妙な感じではありましたが、この日のために新調したバックパック(Deuter Road One)には財布と眼鏡と輪行バック(翌日の帰りはJR予定)と予備のサイクルジャージとソックスを収納。
それを普段の通勤用メッセンジャーバッグに詰め込んで通勤。退勤時には他の荷物を会社のロッカーに残し、Road Oneだけを背負って出発!!
このRoad One なかなか使い勝手がよろしい!…って主題から逸れるのでこちらのインプレは後日(;^ω^)
さて、午後から小雨が降ったり止んだりの微妙な天気。退勤時にはなんとか雨は上がって路面も乾き気味!これならロードで行けるな~と18:20頃に会社を出ました。
目的地は指宿フェニックスホテル。そこまでは約40㎞ってとこなので遅くとも20:00には着くだろうと見積もって走ってましたが、喜入に入る手前辺りから雨脚が強くなってきまして…。さらに進むと路面はウェットじゃないですか!!暗くなるし、雨は止まないし、路面はびしょ濡れだし…。自転車が濡れるーーーー!!ちくしょーーーー!!と時々叫びながら走ってました(笑)
すると約30㎞地点、生見海岸を過ぎた辺りで…
PAAaaaaaaaaaaaaaaaaaNNN!!!!
突然の破裂音ががががが!!!
と同時にゴロゴロゴロといやーな感触がリアから伝わってきました…。
(おいおいパンクかよ!!!)
急いで自転車を降り、民家の入り口に避難しました。
チューブラーなのに一瞬で空気が抜けたって事はバーストしたか??と、雨の中タイヤをチェックするもトレッド部分には原因となるような穴は開いていない…。
ついてねぇな~。雨の中パンクとか…。
うーん…どうしようか…。
予備のタイヤはある。
目的地まではあと10㎞。
時間はあと30分。
しばらく悩んだ挙句に出した答えは・・・・。
禁呪!!
タクシー召喚!!!
(笑)
もうね、制限時間のある雨の中でタイヤ交換する気力は無かったwww
先行してる家族は20:00には食事を予約してるからこれ以上遅れるわけにはいきません!スマホで近くのタクシー会社を検索して2件目で1台確保!先に自転車を積めるか確認したところ快諾(^^♪ホッと一安心。
ほどなくしてタクシーの明かりが近づいてきました。
HELP!!!HELP MEeeee!!!
無人島で遭難した時ってこんな心境なんだろうか??(違
あのタクシーになら抱かれても良いと思…(ry
タクシー停止と同時にホイールをリリース!!即座にトランクを開けてくれた手際の良いドライバーさんのご厚意でホイールはトランク、フレームは後部座席、私は助手席にとタクシーの積載能力をフルに活用してくださいました♪雨でびしょ濡れにを関わらずホントにありがとうございます!
目的地を告げ走り出すタクシー。
ドライバー「どこから来たんです??」
私「…鹿児島からです」
ドライバー「・・・」
私(あ…どっか遠くから自転車の旅とか返事を期待してたのか??)
そしてホテルに近づくにつれて上がるメーター(笑)こんな事もあろうかとお金を下ろしといて良かったよパトラッシュ…。痛い…痛すぎる出費だけどな…。
ホテル到着と同時にロビーからスタッフのお兄さんが出てきました。
「パンクですか!?」
自分も自転車に乗ってるから大変な状況だと言うのは分かります!と、ものすごく心配して頂き、タオルで丁寧に自転車を拭いてくれました。さらに女性スタッフと上司っぽいナイスミドルな紳士が現れどこに格納しようか相談。女性スタッフが外の駐輪場を…と言うと男性スタッフが拒否。上司が事務所の廊下に…と言うと男性スタッフがそれだとスタッフが引っ掛けて倒したら大変です!と拒否。出来れば機械室でコンプレッサーで水滴を飛ばしてから預かりたい、と申し出てくださいました。ホントスミマセンm(__)m事前に確認と連絡をしておくべきでしたm(__)m
このスタッフなら任せられる!と確信したのであとはお願いしてとりあえず部屋へ。着替えていると先ほどの男性スタッフがタオルを持ってきて下さいました。ホントお気遣いありがとうございます!!
抱いて!!抱いてくれ!!(違
帰ったらお礼状出さねばなるまい。
濡れたバックパックとジャージ類を干して浴衣に着替えてなんとか食事に間に合いました。おいしい食事とお酒と温泉で楽しいひと時を過ごし、その日は爆睡w
翌朝は予報通りの雨。部屋から臨む山川の港は白く煙っていました。チェックアウト時に自転車を受け取りに行くと受付奥の部屋から女性スタッフが恐る恐る持ってきたので、私が中に入って受取りました。イレギュラーな事に対応していただきホントにありがとうございました!!
帰りは妻子と3人でJRで帰ると決めていたので、両親の車に自転車と荷物を預け、指宿駅まで送ってもらいました。
着替えの靴を忘れたのでビンディングシューズで帰りますw
久しぶりの電車で3人とも爆睡。無事に帰宅できました。帰宅して早速タイヤ交換とついでに洗車とメンテまでして今回の旅は終了です。
いや~、たくさんの人情に触れた素晴らしい一泊旅行となりました。お世話になった皆さまありがとうございました。
【退勤直行で温泉一泊ナイトライド to 指宿2016走行ログ】
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